おがさわらなるひこのアメリカ日記

なんだかわかんないうちにアメリカに長期出張ということになりました。英語力は腹を擦らんばかりの超低空飛行の私ですが、さてどんな生活をいたしますやら。

というわけで、くだらない話を日記風に書いてみたいと思います。アメリカとはぜんぜん関係ないことも書くでしょう。もともと飽きっぽいのでどこまで続くか分かりませんが。

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感動大巨編!(笑) 「Dr.リーのアメリカ逃亡記」はこちらへ(98.10.03 linked NEW!)


'98. 11. 26

本日は San Jose 最後の日なんであります。

朝8時に起きて、10日前から溜めた日記をぽちぽちと書きますです。9時半に友人の車に乗って空港に行って。Thanksgiving Day でみんな国内旅行するから駐車場空いてないかとシンパイだったけど空いてて一安心。

空港に着いて大量の荷物をチェックイン。重さ計られるとヤバいところだったんですが、なぜか素通りでした (^^;)。しかも日付変更してるからお金取られるはずなのにそれもなし。さすがいい加減だなアメリカ人 (笑)。

そいで荷物持ちまでしてくれた友人とコーヒーを1杯づつ買って、喫煙スペースで飲んだあと、彼はそこでおかえりでありました。ありがとう (T_T)。感謝してます〜。

飛行機は定刻どおり飛び立ち、あとはお任せ。ということで早乙女貢「新選組斬人剣 --- 小説・土方歳三 ---」を読み、読了したところでこの日記を書いてます。

しかし、長いようであっという間の1年でしたなぁ。この間に得たものを一言で言うのは凄く難しいというか無理です。すぐに成果が出る、というものではないと思います。ただ、この経験はエンジニアとして、また一個人としてのワタシにとって無駄には絶対にならないと思いますし、また決して無駄にしないことをここに誓わせていただきます。

と、柄にもなく気恥ずかしいことを書いたところで、この日記はここにて終了させていただきます。止めるって書いたときにも反響はあまりなかったですし (人数をばらすと3人)、もう役割は終えたかなあなんて。

元々日記なんてものを書くのは根気もなければ文才もない私は凄く苦手であって、これが1年も続いたのは、アメリカ生活という変化に富んだ毎日を提供してくれた皆様、それを支えてくださった皆様、そして折りに触れて日記の感想をいただいた皆様、そのほかの皆様あってのことだと理解しています。その皆様には何万遍もの感謝の言葉を繰り返しても足りないのですが、ここにもう一度だけ繰り返させていただきます。

どうもほんとうにありがとうございました。
それでは、さようなら。


'98. 11. 25

さあて、いよいよ San Jose Office 最後の出社日なんであります。いや人生で最後と決まったわけじゃないですが、オフィス移転もほぼ固まってるみたいだし、このオフィスに出社するのは最後かなぁと。

……だというのに、私物がでんでん収まりません (^^;)。しょうがないので箱に詰めて送ることに。昼飯食った後、友人に付き合ってもらって、レンタカーを返しに行った足で荷物を出しに行きました。これが失敗の元。なんだかんだで時間がかかって、すべて終わって帰ってきたのが午後4時30分。

帰って来たらみんないないでやんの (号泣)。

明日から Thanksgiving Day で4連休だからなあ。みんな早く帰っちゃうのは予想してたんだけどなぁ。いろいろ世話になったお礼とかしたかったのになあ (T_T)。くそぉ。心底悔しいよぉ。まあ終わっちゃったことは仕方がないから日本からお礼のメールを出そうっと。そうしようっと。そいで来年あたりまた遊びにこようっと。それまでみんな、辞めたりしないでね (懇願)。

ということで、友人と二人、最後の晩餐でベトナムヌードル食いに行ってゲーセン行って STARBUCKS で Latte 飲んで、帰ってきて荷造りして、別の友人が訪ねてきたのでいろいろ話ししたりして、San Jose の最後の夜は終わったのでありました。……


'98. 11. 24

本日は会社の物で日本に送る奴の荷物作りや私物の整理、さらに持ち帰るデータの整理 (CD-R 焼き) などで終始しました。

夕食はウチのグループ全員で夕食会でした。私のお別れ……という理由もなくはないんですが、それ以外にお祝い事がいくつかあったんでそれを兼ねてです。ハイ。サンノゼ最後の中華料理になるだろーということで心して食ったかといえばそんなことはなく、いつものよーに食べてました。わはは。しかし Hot & Sour Soup がアメリカ産中華料理であったとはつゆ知らず。

飯のあと、エンジニアの一人が「ウチにいい酒あるんだけどさ、来て飲まない?」と誘ってくれる。行かない法はないでしょ。ということで友人と二人、あと別のエンジニアと計3人で押しかけ、彼の奥さんも交えて5人でいろんな話をしました。すっげぇ楽しかったです。いやマジでマジで。酒はレミー・マルタンの1938年モノ。香りもよくマヂで旨かったっす。でも1本100ドルって意外と高くないなあ。しかし彼の奥さんはカワイ……いやどうでもいいですね。

でまあ、この日は二人して酔っ払ってたんですが俺の方がマシだったんで車転がして帰り、泥のように眠りましたとさ。ぐぅ。あ、風呂入ってない。ま、いっか。


'98. 11. 23

さてシアトル旅行最終日。わざわざ月曜日にまで休みをもらっていったのは、前述のとおり Boeing の工場見学をしたかったからです。工場見学は当然工場が休みの日はやっていないので (笑)。

朝5時半に起きてホテルを6時にチェックアウト。そのまま車をスタートさせて Evelette は Boeing Assenbly Plant に向かいます。到着は7時前。まだ見学者用の駐車場も開いてません。ちょっと早すぎましたな (^^;)。どうも冬ならば8時ぐらいに着く程度で大丈夫だと思われます。雨もじゃんじゃん降ってるし、しょうがないので新聞買って車の中で読んでました。

8時半になってようやくロビーが開いたので中に入り、チケットを受け取って9時のツアーに参加。ノースカロライナから来たという御夫婦とお話なんかして。やっぱり、こういう出会いって楽しいですよね、英語苦手なことはさて置いても。

ええとツアーですが、作ってるものがデカすぎて工場に見えません (笑)。見たのは 747 の頭部組立工程と最終組立工程なんですが、なにせ1個作るのに数ヶ月とかかかるわけですからねぇ。インパクドドライバーの音が響き渡り、まるで工事現場のようでした。いやあ、なにせ凄いスケールです。苦労して見た価値はあったと思うっす。

さてツアー終わってお土産の買い物も済ませて解放されたのが10時半。まだまだ飛行機の時間には間があります。ということで、昨日諦めた University of Washington へ。というか、Native American に関する博物館があるっつーので。やっぱ Seattle といえば Shadowrun、Shadowrun といえば Native American でしょー。

ということで行ってみたんですが、意外と小さな博物館でちょいと拍子抜けしたというのがホントのところ。まあでもそれなりに楽しめたんですが。小さいなりに工夫があって。でもアメリカは博物館天国ですからねぇ。どうしても点が辛くなる (^^;)。

そのあと University District と呼ばれる周囲の地域をふらふらとお散歩して、昼飯食って、構内を少し回って、学生さんの目を気にしてたんで写真も余り撮ることもできず (俺は意外と気が弱いのだよ ^^;)、ついでに売店 (といってもめちゃめちゃ広い) をぶら〜っと見てきました。しかしここも綺麗なキャンパスですなぁ。家の近所の Stanford University もそうだけど、アメリカの大学ってどうしてどこもこう綺麗で広いんでしょう。うらやましくなっちゃうワン。アメリカで学問したいという気持ちも分からんでないですなあ。

2時ごろに出発し、また Gameworks に行きます。我ながら好きですなあ。で、30分ばかしプレイして、また車に乗り込み、3時ごろ SEATAC 空港に着。フライトの2時間前 (^^;)。しょうがないから本読んで時間潰して、飛行機に乗って無事帰って来ました。んでオフィス寄ってメールチェックして何通かに返事書いて、友人チへ転がり込んでビールのみながらお土産に買ってきた Boeing の歴史のビデオ見て今日はオシマイ。


'98. 11. 22

さて本日はシアトル二日目。今日は別に予定があるわけではないんで、でれでれすることにしました。

ということで朝9時までゆっくり寝て、大体南に2ブロック東に2ブロックぐらい歩いて、そこからモノレール乗って Seattle Center に向かいます。ここには Space Needle という (Shadowrun Seattle Sourcebook の表紙にも使われている) シアトルのシンボルタワー的な物があります。あと Pacific Science Center という施設があって、ここにはアメリカには何処にでもある体験科学館 (以前日記に書いた Exploratorium が元祖) とか IMAX Theater などがあります。その他にもまあいろいろあるんですが詳しくは観光ガイドの類をどうぞ。

んで、着いたら曇ってるものの結構空が明るいような気がしたので、「これはちょっと待ってれば晴れるカモ」とか思って、Space Needle の展望台はチケットだけ買って後回しにしました。そいで先に Science Center へ。

ここで IMAX Theater + 一般展示で $12.00 のチケットを購入。まずは Theater 行ってエベレストの映画を見ました。あー、なんつーか、いやいや、やっぱ迫力ですなあ>IMAX。日本だと新宿で 3D の奴が見れるんでご覧になっては如何でしょー。あ、俺が見たのは 2D っすけど。

その後一般展示の方を見ました。独特の切り口というのはあんまりなかったンですが身体測定モノは面白かったっすな。ロボットとマルバツ (って正式名称か? 英語名 Tic-Tac-Toe) をやるって展示があったんですが、その制御に使われてたのが Apple][ というのが涙を誘いますデスな。

さて、一通り見終わって外に出たらジャンジャン降ってやがる (T_T)。ということで、腹を括って Space Needle の展望台に登ることにします。んで雨に煙るシアトルの写真など撮りました。降りるときのエレベータで誰かが「雨降ってて残念だったよ」っていったらエレベータ係兼ガイドのねぇちゃんが「ここはシアトルだからしょうがないじゃん」とか言ってたのが笑えました。

んでちょいとゲーセン覗いて、ナムコの名作「アサルト」があるのに感動。即プレイです。元々俺はゲームがとってもヘタなので3面途中で死にましたが、やっぱ面白れぇですこのゲェム。グラフィックは少々粗いものの拡大縮小でグリグリ動く楽しさは変わらないし、音楽はカッチョよいし。やっぱ筐体でプレイしてこそ! 漢ならプレイすべし!
その後初代ストII見かけましたが斜めに入らないレバーに大苦戦 (^^;;) して即死、あとアウトランナーズで一応ゴールだけ見ときました。

とかしてたらなんか異常に疲れたのでフードコートの STARBUCKS 行って Cafe Latte 飲みます。やっぱここの Latte は舌に合うっす。旨いっす〜。

まだシャキッとしないものの、一息いれたので次なる目的地を検討。そうだ大学 (University of Washington) でも見に行こうそうしよう。ということで車を取りにホテルに戻りました。が、なんか体調が悪いのがだんだん悪化。頭も痛くなってきたし背中もぞくぞくしていやに寒い。いや実際寒いのは寒いんだが。やっぱベガスにいてサンノゼに戻ってすぐにシアトルじゃあ気温差がはげしすぎるかな (^^;)

でもま、せっかくだから、と思って大学の方まで車を走らせてみたんですが、雨はじゃんじゃん降ってるし、だめだこりゃってことで、そのまま車停めずに帰ってきちゃいました。

ホテルで一息いれよーか悩んだ末に結局ゲーセンに行ってしまうおいらは駄目人間か。ということでゲーセン (Gameworks) に着いてボーッと人のプレイ見て。体調悪いっていってもゲームできないほどじゃないもんね。といいつつオラタンやってみる。

あ、10月に来たときにも会った店員のMikeさん (だったよーな。Sさんのお友達。ついでに言うと今日は非番だそうな ^^;) が乱入してきた。そいや昨日もいたんだが俺のことは忘れてたらしい。「昨日は気付かなくてゴメン」って。で、彼のサイファーやスペシ、テムと遊ぶ。さすがに上手いけど、どっちかというとサイファーの方がキツイかなあ。スペシはまだ付け入る隙があるような気がする。ライダーキックも当たったし (^^)v
しかも彼は店員なので彼との対戦は全部彼のオゴリでした。ありがとう (T_T)。

その後7時20分過ぎになって、Sさんの友人の学生さん (前回もお会いしました。お名前失念 ^^;) と会ったんですが。な、なんと。

パーティで貸し切りのため7時半で閉店だとぉ?! ふざけんなぁ!

そう、結局彼とは対戦できなかったのです (涙)。彼のライデンとアファSと対戦したかったのにぃ。とほ〜。

結局彼とは International District の日本飯屋にメシを一緒に食いに行って、そのまま家まで送ってお別れしましたデス。残念。またぜひ機会を作って対戦したいですなあ。

……そこの人なにか言いたげですね。なに? 体調が悪かったのはどうしたかって? ゲェムやってるうちに直っちゃいました。現金な奴 (笑)。


'98. 11. 21

ええと、ということでシアトルにまたやってきました。雨にジャンジャン降られてトホホでしたがこれはシアトルなんでしょうがないです (笑)。

今回の目的は Boeing Evelette 工場見学を含む前回の残件の消化、それに当然ですが (笑) Seattle Gameworks でのオラタンプレイなんであります。

ということで今日はシアトルは旧ボーイング工場跡 (今でもボーイングの土地ですが) にある航空博物館 (Museum of Flight) に行ってきました。John F. Kennedy らが使用した B-707 ベースの Air Force One (いわずと知れた大統領専用機) などを見てきました。あと B-17、B-29 などの爆撃機、Lockheed M-21/D-21 なども。やはり飛行機は漢のアコガレよのぉ。

その後ホテルにチェックインして、近くにある Pike Place Market というところにてくてく歩いて行きました。ここはアメヤ横丁と観光地の土産物屋が一緒になったよーなところといえばよいか。前回も行ったんですが時間が遅かったので店がほとんど閉まってたのです。けっこう活気があって面白いところでありました。

ホテルは前回も泊まった Commodore Motor & Hotel というところ。ボロ宿ですが割と便利なところにある上、値段が安くてパーキングがタダなので。でも万人にオススメできるかというとウーム。

んで夕方になって Seattle Gameworks に行きまして、すこぅし CPU 戦で練習して、中のグリルで飯食って戻ってきたら友人が来てたので対戦しました。

うーん、ますますキツくなってる彼のバル (苦笑)。位置取りをちゃんとして、飛んだらしゃがみ LTLW で転ばせて、仕込みを邪魔しつつ畳みかけないとリフレ食らって即死です (^^;)。でも、肝心なところでしゃがみ出ないんだよなぁ。まあレバーがかなり特殊なんで (詳しくは後日写真で) 無理もないという言い訳はあるにしても。でも元々俺は操作がかなり荒いんで、しゃがみの判定が若干厳しいとされているオラタンでは大変かも〜。

とにかく、楽しかったです。実は友人のSさんは、ここしばらく仕事の納期が近くて忙しくて、ろくにオラタンしてなかったんだそうです。それなのにわざわざ私のために御足労願ったりして感謝あるのみなんであります。あとでお礼しなきゃなー。

ということで今日はおしまい。

え、荷物?……いちおー詰め終わりましたよ。飛行機に乗せられる量を遥かに上回ってるけど (^^;) しかも会社の私物は含まず (^^;;;)


'98. 11. 20

この日は仕様書書きながら身の回りの整理などして。うーん片付かねぇなあ。大丈夫なんか俺。

もうチェックアウトして、友人の家に転がり込むことにする。明日から三日間はシアトルに遊びに行くんで、あと3晩しかないし、それなら部屋シェアしても大丈夫だろうという目論見。鍵一個しかないけど、どうせ毎日のよーにどっちかの部屋に遊びに行って遅くまで飲んでるし (^^;)。

てなわけで家に帰って荷物の整理だ……だ、駄目だぁっ! ぜんぜん収まらんやんか〜! これで会社の私物も持って帰るとなったらどうなるんでしょ〜?? 

窮地に立たされたワタクシの運命は! 待て次号!


'98. 11. 19

今日は昨日のクラブ活動 (笑) の疲れ (端的に言えば二日酔い) で仕事にならんかったです (^^;)。まあそんなところで。


'98. 11. 18

今日は同室の社長が朝早く帰られるというので、お食事だけでもお付き合いしましょーかということで早起きです。てゆーか、なんかベガス来てから妙に早く目が覚めるんでちょうどよいかなと。てなわけで朝6時起床。6時半に朝飯食いに出て、社長を見送って7時。うーん時間がたっぷり。

朝9時半にセンパイの車にまた乗せてもらって LVCC に行って、ウチのブースの人にちょっとした伝言というか渡すものがあったので渡して、昨日1社だけ見逃したところがあったんでそこを見て、そいで私の初 COMDEX はおしまい。面白かったけど歩き疲れたっす〜。

11時過ぎに別のセンパイに乗せてもらって空港へ向かいました。そいで1時40分頃の飛行機に乗って LAX を経由して夕方 San Jose Airport に着。お疲れ様でした。ひとまず会社に向かうことに。

会社で友人と雑談してたら別の友人が来て、「おい、今日行くぞ」……ってどこへ? おいおい、カラオケクラブですかい。うわぁ、マジかよ〜 (^^;;;)。

……結局3人でボトル1本空けて午前2時まで飲んで、ふらふらになりながら帰ったとさ。めでたしめでたし。


'98. 11. 17

今日は自由行動なので、午前中は会社のレポート書くためにぱっぱと見て、午後は昨日行って楽しかった Sands でも見ようかと。

朝飯食ってたら会ったウチのセンパイ (日本人) が、私と考えている予定がほぼ一緒ということで車に乗せてもらうことに。足が確保できると楽ですな。

午前中は大急ぎで、ウチの会社のライバルとゆーかそういうところを見て回る。ここらへんは仕事ですからねぇ。それなりにマジメに見てました。

あ、NEC のブースで POWER VR が展示してある。どれどれ。……ん? なんだ今のアニメ声は? と思ったらドリィムキャスト (略してドリキャス) でした。そっかドリキャスも POWER VR だもんな。そいや N@OMI 基盤も置いてあったっす。

仕事で見なきゃ行けないところはひとまず片付いたんで、約束の時間になる前に大慌てで 3COM の Palm ブースへ向かう。うーん、活気あるなあ。あ、GOType! が展示してある。触ってみよーぽちぽちと。まあ、許せるタッチだにゃあ。あと、Palm/Pilot 用のヴィジュアル開発環境みたいなのも展示してあり、結構面白かったですにゃん。<なぜ猫語?

さてさて、そのあとセンパイと合流してラーメン屋で昼飯食って Sands へ。ラーメンは……まあいいか。でも着いた時間が遅かったので大慌てで見る羽目に。結局 Creative のブース見逃したしなー。でも Linux の Office Suite とか見たし、Be のブースではぷらっとホームの人に名刺もらったし (笑)、結構おもろかったであります。

ええと、夕方にはウチのマネージャとホテルのショウを見に行こうという約束をしてるので大急ぎで退散。ワタシがベガス初めてだっていうんで彼はとっても気を使ってくれるのです。感謝アルノミ。

んで、タクシー拾ってホテルに戻ってきたら、ワタシと同室に泊まっている、ワタシが今お世話になっている米国法人の社長 (これがホントなのです。Suite だから寝室は別なんだけど。あ、日本人です) に「夕食食べに行かない?」と誘われまして、うーむ困った。約束は約束だし、かといって折角社長が誘ってくれてるのにねぇ。ひとまず聞いてみよーとマネージャに電話して相談して、今すぐ飯を食いに出ればショウには間に合うだろーということに。よかったよかった。

ということで社長とマネージャとワタシの三人で MGM Grand の旨かったけど超高い中華料理屋で飯を食って (後で聞いたら、あれだけ旨くてもやっぱり中国人には不満があるらしい。さもありなん ^^;)、そこで社長とはお別れして、ショウを見に行きました。

ショウは New York New York でやっている "Load of the Dance" という奴です。アイリッシュダンスをベースにしてタップ風味を加え、ストーリー性を持たせたダンスショウなんですが、すげかったです。ストーリーは昔のファミコン RPG なみに陳腐なんですが、その統制された動き、躍動感のあるダンス、見事なリズム、そして照明や音楽といった要素も見事でありまして、あっという間の1時間半でした。堪能しました。まさに Wonderful! ってな感じであります。誘ってくれたマネージャの W さんに再び感謝を込めて。あ、日本語読めないか (^^;)。

その後、ちょいと MGM Grand の中を探検してゲーセン行って帰ってきましたとさ。ということで充実した一日でしたなあ。


'98. 11. 16

あれよあれよという間に一週間以上の御無沙汰。といってもこの間はイベントがたくさんあったので纏めずに書くことにします。といっても記憶に頼って書くのでほとんど夏休みの絵日記状態ですが (^^;) 一応、「今日」って書いたらその日のことだと思ってくんねぇ。

本日は COMDEX の初日であると共に、仕事で使っている開発ツールの会社とのミーティングがあるわけです。だからいちおースーツです。こっちでスーツ着たのは初めてこっちのオフィスに出社したときだからほぼ一年ぶりだなあ。

COMDEX というのは COMPUTER DEELERS EXPO の略…だったはずです。世界最大のコンピュータ関係のトレードショウです。日本でいえばビジネスショウとかの巨大版であります。いちおー、日本でも COMDEX Japan というのがありますが、あれと比べちゃいけませんな (笑)。会場は Las Vegas Convention Centor という見本市会場、Sands Expo & Convention Center という別の見本市会場、そして Las Vegas Hilton (別名 Star Trek Hotel) にまたがっています。LVCC と Sands それぞれが有明や幕張の会場かそれ以上あるんじゃないかというぐらい広いんだよなあ。…などと今更 COMDEX の説明なんてしてもしょうがないですな。

ということで、朝もはよから起きまして、一発メールチェックしたらバグ発見の報告を受けていきなりブルーです。まあそれはサテオキ、コーヒーだけ飲んで、8時にホテルを出て会場へタクシーで向かいます。本来は登録を行ってバッジをもらわないと行けないんですが (手紙や WWW での事前登録も可能らしい)、ウチの会社も小なりとはいえブース出してるので、EXHIBITOR として登録されてまして、単に名刺見せてバッジ受け取るだけで OK。

バッジのピックアップ後、ミーティング先のホテルへてくてくと。ミーティングは、向こうの人間の英語が妙に聞き取りやすくて助かりました (^^;)。やっぱり頭いい奴の英語は分かりやすいと思う。まあ俺なんてその場にいただけなんだけど。

さて、ミーティングが終わってひとまずウチの会社のブースに行って、「うーむなんか貧相な ^^;」とか思ってから、某ライバル会社を数社廻り、デモ見たりしてきました。ここらへんは仕事っぽいのでこの日記に書くことじゃあありませんが、特に某社のボールペンは出来がよく、ウチの会社の人間会う人会う人みんな持っていたことを付記しておきましょう (笑)。

とかしてるともう昼時。一緒に歩いてるエンジニア (あ、書いてなかったけど二人と同行してます。どちらも中国系です。今朝のミーティングも一緒に出たのです) と、「じゃあ、ホテルに戻って服着替えてからそこらで飯食おうよ」ってことになって。結局泊まってるホテルの近くにある Tropicana というホテルで飯を食いました。Prime Rib Sandwich とかいうシロモノ。だからさあ、ステーキをサンドイッチにしようとか思うんじゃないよ>アメリカ人 (^^;) 味はまあまあでした。

あー、そうそう、ガイド的説明しとくとベガスのホテルってのはテーマパーク的というか、それぞれのホテルが特定の題材を選んで、それにあった内装にしたり、レストランなどを用意したり、ショウなどを行ったりしています。15日に行った Luxor はエジプト、Caeser's Palace はローマ帝国風、今日の Tropicana は南国風ですな。その他 MGM Grand の映画 (なんだそりゃ・笑)、New York New York のニューヨーク (そのまんま)、Excalibur のファンタジー (アーサー王ですな)、Tresure Island の海賊などなど。

昼食後は一人のエンジニア (というかマネージャなんだけど) が「僕は Sands に行って話を聞きたい会社あるんだけど、どうする?」というから、じゃあってことで一緒に着いて行くことにする。いや別行動とってもいいんだけどはじめてだからまだ勝手がわからん (^^;)。ちなみにもう一人は「俺、疲れたからホテル帰るわ」だそうな。

えーと、LVCC がメイン会場だとしたら、Sands はどっちかというと小さな会社ばかりです。ベンチャーっぽいというかコミケ的というか (嘘)。これが見てて面白いんだよなー。大きな会社ってやっぱコンセプト中心というか、オイシイところは仕舞っておくというか、そゆところあるけど、ベンチャーはアイディア勝負ですからな。ヘンテコな製品もいっぱいあって面白いです。眼鏡マウント式のウェラブルディスプレイとか (笑)。明日は自由行動だから時間を無理矢理作ってこっちに遊びにこようっと。<会社の金で遊ぶな俺 (^^;)

夜は適当にそこらへんを歩く。噂のコカコーラ博物館でも見ようかなあ……あっ、GAMEWORKS があるっ!
説明しよう! GAMEWORKS というのはシアトルにもある SEGA の直営ゲーセンなのだ。そいやベガスにもあるっていってたっけ。とりあえず入らねば (笑)。

中はシアトルの GAMEWORKS と酷似してますな。OMG もオラタンもないのと、ロッククライミング練習ゲーム (実際に壁をよじ登る) があるのが違うか。ということでシアトルでどうせ感想書くのでここではパス。チャロン系ないと遊ぶゲームないんで、なぜか生き残っていた STCC やって、あとは The Ocean Hunter とかいうガンシューの新作やって寒い思いしました (^^;)。

んで、GAMEWORKS 内の飯屋でパスタ食って、実は同じビルにあるコカコーラ博物館に行きました。感想はコカコーラでした。以上。……気が向いたら写真スペシャルしますが東海岸編が終わってからですな早くても。

そのあと、NYNY のゲーセンで OMG 見つけて、誰もスコア入れてなかったんでとりあえずアファ・テム・ライデンで名前残して今日はおしまい。


'98. 11. 15

ありゃりゃ。昨日、日記書いただけで PUT しないで寝ちゃったのね。今気付いた。つーことで一緒に上げときます。

さて本日は明日からの COMDEX に備えて Las Vegas にやってきました。

フライトは4時過ぎなので昼頃に家を出てちょっと買い物して、会社でメールだけチェックしてから空港に向かいました。早めにチェックイン済ませてよかった。気付いたら結構な列になってました。んで、LAX で Las Vegas 行きの便に乗り換え (直行便は取れなかったのです)、到着は7時半。そういや今日のアテンダントは割と質が高かった。なにの? いや、なんでもない。

飛行機の中で後輩にむか〜しに借りた「ソフィーの世界」を読了。2時間ばかりで読んだので理解が覚束ないところがあるけど、総じて面白かったですハイ。プラトンとアリストテレスの比較は目から鱗だったし、マルクスとフロイトの位置づけとかも面白かった。訳者後書きにもあるけどハイデガーをさくっと飛ばしてるのが不満という人はいるかも。まぁ「文学部唯野教授」あたりで補強しましょー。

小説としてみれば、筒井康隆あたりがいうメタフィクっぽくて面白いですな。アリスっぽいって人もいるみたいだけどそれはあんまり感じないなー。エンデは雰囲気が割と近いかも。いや実際、小説としてもよく出来てると思いました。面白かったです。

さてさて、それはともかく。Las Vegas の感想? 聞きたい?

「成金趣味だな〜」

いや、それが悪いとはいわんのだよ。見てて楽しいし。でもゲップが出そう (^^;) 詳しくは写真スペシャル…化はしない可能性が高いな〜。

しかし空港のロビーにいきなりスロットがあるのが凄いよね。話には聞いてたけどこの目で見るとけっこーびっくりするよん。電飾バリバリだし。さぞかし電気代がかかるんでわ。

さて、明日は早いので今日はもう寝ることにします。おやすみなさぁい。


'98. 11. 14

本日は9時ごろ起床して、こないだ買ってきた「七人の侍」を見てました。日本語版の英語字幕の奴。時代劇の英語字幕って新鮮ですな妙に。「いや、平に平に」が "Forgive me" とか。そういや USAGI YOJIMBO でもよく出てくるな>Forgive Me

夕方から友人が部屋に遊びに来たので、Stanford University と Stanford Shopping Center を案内して (というけど車は友人に運転させてる)、ゲーム屋覗いて飯食ってニジヤ行ってゲーセン行って本屋行きました。んで部屋で遅くまで飲んでました。さすがに2時過ぎて眠いので寝ます。ワインも飲んだし。


'98. 11. 13

昨日はタグの閉じ忘れにつき失敬いたしました。

本日はエチオピア料理にチャレンジ。う、意外とうめぇじゃん。日本人の口には合わないといわれてただけに意外な旨さにびっくりっつーか。友達と二人「旨いよこれ」「美味しいじゃん」といいつつ食ってました。タコスやブリトーみたいに皮にまいて食うんですが、この皮がちょっと酸っぱいのでそれが駄目な人は駄目かもしれません。でも俺らにはホントに美味しかった。日本でも食えるのかなー。


'98. 11. 12

どうやら風邪ひいたみたいなので日記なんか書いてないでさっさと寝ます (笑)。

くそお、ナントカは風邪ひかないはずなのにっ。


'98. 11. 11

昨日の日記、なぜか PUT 失敗こいてやがりましたので今日上げ直します。

ということで今日ですが、食う話ぐらいしかありませんな (笑)。ということで韓国料理。やっぱウメェよこの店。安いし。でもみんな辛いから明日苦しいか (それほどヤワじゃないです ^^;)。

そういや昨日も書いたけどそろそろ帰国日程が見えてきました (今のところの予定は11月26日発、11月27日着)。んで、この日記はアメリカ日記なわけですから、アメリカにいなくなると看板に偽りありなんであります。だからさくっとやめちゃおうかなーと思ってるんですが、もしかしてまだ続けて欲しいとかいう奇特な人います? 10人ぐらいから希望があったら継続を考えます。って読者が10人もいないことを見越した発言 (^^;)


'98. 11. 10

今日。なにかあったかなあ。

とりあえず中華料理食ったら旨かったとか、ゲーセン行ったら調子が超悪くてむかついたとか、そんなところかなー。

あ、そうそう、INDIA の Drum'n'Bass のアルバムを買いました。以前買った (この日記にも書いたよーな気がする) 人と多分おんなじ人です。結構ナイス。他のアルバム探してみよっかな。PHOTEK のビデオクリップを探したけどなかった。AphexTwin のはあったけど悩んだ末買わずじまいっす。もう帰国も近いからねー。


'98. 11. 9

さてさて今日は月曜日であります。朝もはよからコミケの落選通知聞いてがっくりであります。

明日から ISO 9001 の監査ってことで職場は大変なことになってます。でも私は VISITOR のふりしてこそこそ逃げ回ることになってますので関係ないです。無事に済むとよいですな (ヒトゴト ^^;)。

今日はキュービクルの引っ越しをしました。いやあ、ゴミが出るわ出るわ。えらいことになってますな。しかもお持ち帰りが必要な私物がどっさり出てきていやあん。ただでさえ荷物多いのにどうやって持って帰ろー。とまあごちゃごちゃやってて、ほとんど一日がかりでありました。つかれたー。

晩飯は友人を誘ってインド料理を食いに行きました。こうして安くて旨いアジアンを食えるのもあと少しだからなー。今のうちに食っておかんと。で、帰ってきてメール読んだり仕様書の改定作業 (英語で文章書くの疲れるよー) したりしてたらありゃ9時半。ゲーセン行って本屋行って付属の CD 屋で Einsturzende Neubauten と Bjork の CD 買って、本屋で O'REILLY の Pilot 本が出てるのを発見して購入して帰ってきました。

うーん、明日明後日中に仕様書のメドをつけたいなー。しかし英語力ちっとも進化してませんな俺。努力してねぇから当たり前だけど。


'98. 11. 8

今日は久しぶりに遅くまで (9時過ぎ) 寝てて、Do Not Disturb 出すの忘れてたからベッドメイクのノックで起こされました。んで朝飯食ってちょびっとゲンコー書いて、12時半ごろから友人誘って Great Mall へ。ううむ久しぶりよん。目的は鞄 (スーツケース) の購入。

最初はサムソナイトのあたりを買おうかとも思ってたんですがイマイチ気に入ったのがなくて、結局、アメリカン・ツーリスターとかいうブランドの大・中・小の鞄の3点セットで$199とゆーのがあったのでそれを購入。けっこう気に入ってます。

ほいで友人を案内して Valley Fair に移動してふらふら歩いて、ついでに (?) GURPS Traveller を購入し、ヤオハンに寄った後、ちょっとドライブしてその後ドラッグストアに寄って、ベトナムヌードル食って帰ってきました。んでまあこの時間まで飲んでたっつーか。ということで眠いので寝ます。あ、洗濯物乾燥するの忘れてた。ま、いっか。


'98. 11. 7

ということで、後任者のI君と、数ヶ月前から別の部署に来ている同期のT君、それにSan Mateoにある某社に短期出張で来ているO君 (彼とは面識はないんだけど) と私の同期4人で、Napa Valley に行ってきました。最初雨でどうしようかと思ったけど途中から晴れてなかなかよかったです。ワインも割と美味しかったし。しかし狭い駐車スペースに停めるの失敗したとか恥ずかしかったです。とほー。

帰りに San Francisco に寄って……いやいやこれは書くのは止めて置こう。私はともかく残りの3人の名誉に関わる (笑)。


'98. 11. 4--6

旅行疲れと私の後任者 (同期のI君) のケアで日記書くことが出来ませんでした。すみませんです (^^;)

この間は特記事項なしかな。まあ旅行のツケで仕事が忙しかったとか書いてもしゃあないし。


'98. 11. 3

さてさて、本日はDC旅行最終日。てなことで朝6時45分に起きて、ホテルの隣のシャトルバスターミナルで空港行きのバスが3時15分に出ることを確かめ、7時15分頃チェックアウト。

まずはホワイトハウスツアーのチケット取りしましょー。歩いていける距離だけど疲れてるから地下鉄乗って数駅の観光案内所へ。官庁街のど真ん中 (まあ DC だから当然であるが) ゆえ背広でピシッとキメた官僚たちに混じって観光客するんははずかしいんよ。

まあそれはさておき案内所に着いて「ツアーに参加したいんですが〜」といったら「ああ、チケットとかないから、10時から12時の間に並んでおくれ」だって (^^;) また某地球のなんとかに騙されたよ (^^;;) ていうか夏期なんかだと整理券配るんだけど秋になると空いてるから配らないと、そういうことらしい。

さて、じゃあ時間が空いた。ということでアーリントン墓地でも見ましょー。ということで再び地下鉄に乗ってトコトコと。駅に着いて地上に出たらありゃ、雨が降ってるぅ。どうしよ、俺傘持ってねぇよ。まあいっか、と歩き始めたものの、降りが激しくなってきた。こりゃだめだあ。と思っていると、ふとここの中はツアーバスが巡回してることを思い出す。そうだそれに乗ろう。

ということでビジターセンターに行ってチケットを買って、ちょうど止まっていたバスに乗り込みました。そいで、ケネディ大統領の墓、無名戦士の墓、そしてアーリントン館を回ってきました。いやいやなかなか荘厳な気持ちになりますな。

んでまぁ、終わってみて時間を見たら10時ちょい過ぎ。慌ててホワイトハウスに戻ってみたらすでに長蛇の列 (^^;)。雨も降ってるしどうしよーかと思ったけど、「どれぐらい待つの?」と聞いたらあと1時間とのことで、じゃあ待ってみるかと。列は予想より早く進み、30分かそこらで中に入ることができました。中の感想は後日ってことにしましょー。

さてさて、これからどうしましょう。もうすげぇ疲れたしなあ。ここ数日でサンノゼ生活の1ヶ月分ぐらい歩いてるので足が棒のようです。でもまあ、昨日時間の都合で見損ねた Museum of American History の展示室だけは見ましょう。ということで博物館へ移動、館内のレストランで飯を食って、さっさと回りました。なんかだんだん無節操な展示内容になっていくな〜>American History

全部回り終わって時間は2時少し過ぎ。じゃあ歩きつかれたこともあるし、ホテルのロビーで日記でも書くか、ってことでホテルに戻り、ロビーで30分ほど骨休めしてからバスに乗りこむ。バスに揺られることしばし、Dulles International Airport に到着。空港が広いのでゲートを探してうろうろしたけど無事チェックインを済ませ、時間どおりに搭乗、一路 San Jose Airport へ。夜8時過ぎ、飛行機は San Jose に着いて無事旅行は終了。レンタカーを借りて会社によってメールチェックだけしてそのあとゲーセン寄って帰りましたとさ。めでたしめでたし。

いやあ、楽しい旅行でありました。お休みを快く許可していただいた皆さんと、ホテル・ツアーの手配を依頼した JTB サンフランシスコ支店の M さんには感謝であります。

ということで。


'98. 11. 2

本日はスミソニアン博物館群の三つをハシゴしたらめちゃめちゃ疲れました。その三つとは次のとおりです:

ホントは朝イチでアーリントン墓地を回ってから行くつもりだったんですが余裕寝坊しました (^^;)。というか目覚ましかけ忘れ。そりゃ駄目だわ。ということで10時過ぎにホテルを出て10時半ごろ到着、んで6時までずーっと博物館巡り。歩き疲れたー。

各博物館の感想は例によってスペシャル行きですが、とにかくみんなデカくて迫力であります。しかしこれを年中無休でしかもタダで運営できるパワーというのは凄いですな。

昼飯は Air & Space Museum 内のカフェテリアで食べました。サンドイッチを頼んだらはみ出るほど具が入って焦りました。まあいつものことではあるんだが (^^;)。まあまあかな。スープは割と旨かった。

晩御飯はどうしよーかな、まずはホテル内の他のレストランをチェックしよー、とか見てたら、ステーキ屋さんの入り口で案内 (客引き?) をしてるらしき黒人のおねぇさんが話し掛けてきた。「食事ですか?」「いや、そうなんだけど、DCでしか食べられないようなものってないです? 私カリフォルニアに住んでるんですけど」とか聞いたら、「ウチの店には "Maryland Crabcakes" というのがありますよ」だそうな。値段はと見ると「時価 (Seasonal)」と書いてある。「そ、それって幾ら?」「今は $25 ぐらいだと思います」「…(20秒経過)…わかった、挑戦してみましょう」ということに。あ、今考えてみると単に俺嵌められたの?

んで、ビール1本にサラダに Crabcakes に、仕上げにコーヒー。どれもすごく旨くて満足でありました。Crabcake ってゆーのは、カニの肉を取り出して、ほぐさずにそのままハンバーグみたいな固まりに纏め上げて軽く焼いたもの、らしいです。それが2個入ってました。ホントにDCでしか食えないかどうかはともかくとして、旨かったからよし。うーんシアワセ。でも値段はさすがに高くて $48 にもなりました。まあホテルの飯屋だからねぇ (^^;)。DC最後の夜だから許してやろう。

あ、そうそう、昨日 PUT できなかった原因。「チェックインのときクレジットカード出さなかったから電話は使えないよん」だって。提示を求めなかったのはそっちでしょーが (--;)。と文句をいうのも面倒だったので、フロントフロアのジャック付き公衆電話まで持っていってメール読んだり日記の更新したりしてます (^^;)。

明日は最終日なので今度こそ早起きしてホワイトハウスとアーリントン墓地、それと American History の内、今日見学し損ねた展示室を見て帰ろうかと思ってます。ということで。


'98. 11. 1

さて、本日は昨日のツアーとセットになったナイアガラの滝観光なんであります。

マラソンの影響を恐れて早目にホテルを出て (6時15分)、タクシーで LGA へ。余裕で7時前に着く。集合時間は8時だとゆーのに。しかも頭が痛くなってきたぞ。ヤバイと思って売店で頭痛薬を購入して飲んで、コーヒー飲んでたら結構マシになってきたので (現金なヤツ)、ノートパソコンを取り出してぽちぽちやってました。

7時45分ごろになってガイド登場。と思ったら「小笠原さまはEチケット (写真入り身分証明書をコンピュータ上の情報と照合して搭乗させる方式。紙のチケットがないので無くす心配がなくてグッド) で現地集合ですよね」だと。おーい、案内だとそうは読めないぞ。そうだと知ってりゃさっさとチェックイン済ませてたのにぃ。まあいいけどー。一人でチェックインできないほどじゃあないし。

んじゃあ、ってことでゲートに行ってチェックインを済ませ、昨日買った CD "Acid Classic" を聴く。うーん、かっちょいい。などとしてるうちに時間になり、飛行機 (B-727) に乗り Buffalo Airport へ。Buffalo というのは New York 州の最西端の都市であります。

そこに迎えに来ていたガイドさんに連れられてマイクロバスに乗って、一路 Canada は Niagara Fall City を目指します。そう、なんと今回は海外旅行なんですねぇ (^^) ということで一応国境を越えるので、パスポートと自分が所有しているビザ (ビザなしなら I-94W) がいります。忘れると入国審査にパスできないんでアメリカ側で降ろされてしまうという。今回は一人、学生さんがビザ忘れて降ろされてました。ありゃりゃ。

まあともかく我々は無事に着いて、とりあえず「すげー」といいつつ滝を見てから昼食。

今日の昼飯はJTB 指定のホテルの最上階のビュッフェでしたが、マズイというほどではなかったと思います。ツアーにしてはね。でもまあ、昨日もそうだったけど、ホントに旨いメシを食いたかったらツアーなんか参加しちゃだめですよね。やっぱ自分で情報を集めて旨い店を探さないと。ガイドブックでもなんでも。ホントは、現地人と仲良くなって旨い店を教えてもらうのが一番いいんでしょーな。ともあれ、ツアーで旨いところに連れていってもらおうなんてのは虫がよすぎますデス。などということを、一緒のテーブルに座った御夫婦が「不味い」を連発してるのを聞きながら考えちょりましたが、すげー不快になったのでさっさと出てきちゃってお土産屋とかゲーセンとか覗いてました。ゲーセンはゴミのようなモノしかなくてがっくり。

まあその後もツアーはつつがなく進みました。運転手のおじさん (SAM という) と仲良くなったのがナイスであります。詳しくはスペシャル行。

で、夕方5時に Buffalo に戻り、6時発の US Airway で LGA に戻り、さらに US Airway Shuttle に乗り換えて DCA へ帰ってきました。着いたのが9時過ぎ、ホテルにたどり着いたのが10時近く。今回は Capital Hilton。またいいホテルだなあ俺。いいのかこんなに贅沢して (^^;)
しかも部屋みて驚き。なんとツインだよツイン! もうツアー会社に金払ってあってバウチャー出しただけだから追加チャージはないだろうし。

晩飯を食いに出るのも面倒だったのでホテルのバーで取る。ビールを取ったらおつまみが山のように出てきた。しかもなんかめちゃめちゃ旨い (安上がりな俺の舌)。美味しかったのでビールをもう1本追加してしまい、晩飯代は〆て 32 ドル (税チップ込みだけど ^^;)。うーん、贅沢。まあいいかたまには。

ということで……と思ったら、電話が繋がらんので PUT できんです。つうことで明晩。


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